相楽中部消防組合消防本部(署)の移転建設について

2022年11月30日
新庁舎建設

大雨や南海トラフ地震などの大規模災害に対応できる

新庁舎を整備します。(令和7年10月末完成予定)

 

現消防庁舎は、昭和49年の建設から48年が経過し、一級河川木津川の増水時の浸水想定区域内に位置しています。

このため、平成28年度の消防力適正配置調査の結果に極めて近い木津川市の市有地(城山台九丁目)の高台に、国の緊急防災・減災事業債を活用し移転することが決まりました。

社会環境の変化、人口増加、災害の大規模化・複雑多様化などの諸課題に対応でき、将来を見据えた消防体制の確立のため、現在の消防庁舎に求められる機能や大規模災害時の関係機関からの応援に対応する施設、また昨今の災害に対応できる職員の訓練設備、地域住民の皆様との防災訓練に対応できる環境を整備します。

平成26年4月には消防本部内で庁舎建設移転に関する委員会を発足し、平成28年度の適正配置調査、令和2年度の基本構想策定支援業務において、移転と同時に当消防本部の消防体制の検討も行った結果、新庁舎の総合的な消防力の向上のため、木津西出張所を集約します。

また、山城出張所の集約については住民説明会で出された意見を検討し、城陽井手木津川バイパス及び周辺道路の整備が行われ、道路ネットワークが強化された後に、再調査を行い検討することとしました。

今後起こりうる様々な災害から住民の皆様の命を守る、地域の防災拠点となる新庁舎の建設を行います。